◆「２ちゃんねる」「2ch」の文字商標権を奪われる
以前に、西村博之は「２ちゃんねる」「2ch」の文字商標を取得しようと出願しました。(２ちゃんねるは２０１３年、2chは２０１４年)
一度は「現在はJim達が運営しており、認められない」と拒絶査定を食らったものの、西村はこれを不服として再審判を申し立て、その結果「出願時点では西村が運営しており、彼らによって２ちゃんねるは一般に周知された」として査定は取り消され、今年の３月２３日に両方の商標権を取得しました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1605/02/news064.html
「2ch」商標はひろゆき氏に　拒絶査定、不服審判で取り消し
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1605/16/news068.html
「2ちゃんねる」の商標もひろゆき氏に　「2ch」に続き

◆ドメインを奪われる！？
そして今年の5月、西村博之は統一ドメイン名紛争処理方針(UDRP)に、ドメイン名「2ch.net」への異議申し立てを行った事がわかりました。

https://netatopi.jp/article/1002270.html
ひろゆき氏が２ちゃんねる管理人に戻ってくる？～ひろゆき氏、2ch.netについて統一ドメイン名紛争処理方針に申立て

詳しい事は上記のニュースサイトに掲載されています。
UDRPがどのような団体なのか、手続きの流れ、申し立てが認められた場合どうなるのか、判決の出る期限等、私が解説したかった事全てが書いてあるので一読をお願いいたします。
（おかげで一番重要な件について書く事が無くなってしまいました）

これはものすごくタチが悪い方法で、西村は簡単に２ちゃんねるを奪い返す事が出来ます。
以前の記事で、「西村は裁判をいくつもスルーしているから実際に訴えるのは難しい」と私は説明しました。
しかし、今回の場合は、 自身にとって都合の悪い裁判そのものを経由せずに直接ドメインを入手する 事が可能なのです。
こうなってしまっては、Jim側は「西村博之がRaceQueen社に権利を委ねた証拠」がない限りそのドメインを失ってしまうのです。

私はJimにTwitter上でこの件について、RaceQueen社側はどうするつもりなのかを簡単に聞きましたが、今のところ返信はありません。うーんこの

◆今後の課題
もし西村側が勝利した場合、現在の２ちゃんねるは即座に西村陣営の物となり、再び企業のステルスマーケットや印象操作、ニートや乞食共の生活費の為にまとめアフィが跋扈する事になるでしょう。
先ほどの記事にもありますように、Jim側が何かしらの対抗策を打たなければ、２ちゃんねるの未来は絶望的でしょう。
さらに、西村博之は4chanの権利も取得している為、以前とは比べ物にならない程のインターネット上における影響力を西村陣営は手に入れることでしょう。
こうなってしまうと、最早我々の手の施しようはありません。
まとめアフィカス共が暴れまわり、以前のように利己的な運営によってユーザーは弾圧されるでしょう。

◆管理人の考え
実をいうと、私は最近２ちゃんねるに足を運んでいません。
scのせいで、アフィカスが金もうけのためだけに色々な物を過度に礼賛したり貶めたりするくだらないスレが溢れた掲示板には最早未練が無くなってしまったのです。
Jim達もかつてのようにユーザーに味方しているとは到底思えません。

しかし、まとめアフィへの抵抗は諦めたわけではありません。
まとめアフィへの啓蒙を進めていけば、いずれ世間がその異常性に気付くはずです。
事実、4Gamerというゲームの情報サイトが先日「はちま起稿」「オレ的ゲーム速報」等のまとめアフィへの転載を名指しで禁止しました。（今後記事にします）

こういったまとめアフィへの警告を発するサイトはもうここぐらいしか残っていないようです。
例え２ちゃんねるが西村達に奪還されたとしても、私はこの活動を続けるつもりでいます。